ミッドランドスクエアシネマで「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を観る。前のターミネーターに決着をつけ、これからのターミネーターに期待できるような、むかしといまをつないだ作品だ。

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映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』オフィシャルサイト 大ヒット上映中!

2029年、ロサンゼルスでは人類抵抗軍が人工知能による機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。1997年、機械軍による核ミサイルで30億人もの命が奪われた“審判の日”以来の悲願がかなうときが目前に迫る。一方機械軍は、抵抗軍のリーダーであり、驚異的な力を持つ予言者ことジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)を生んだ母サラ・コナーを亡き者にすべく、1984年にターミネーターを送り込み……。

引用元:映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 – シネマトゥデイ

ターミネーターの「むかしといま」をつなぐ

この作品が辛いなあと思うのは、日本人は「ドラえもん」で育っているから。タイム・パトロールが来るんじゃないの? って、どうしても思ってしまう。タイムパラドックスについてどうしても考えてしまうのは、日本人だからだ。…え、それはボクだけなの?

そのあたりについては、一応説明がなされていたけど、もうちょっとうまい説明ができればよかったのに…と思ったのは、観終わってしばらく経ってから。観てる時はそんなことは感じなかったな。

パソコンやネットが普及した今の世界でターミネーターを作るなら、こういう感じになるんだね。時代がまったく変わってしまったボクたちの世界から見たら、下手をすると古いと感じてしまうターミネーターの世界だけど、この作品はうまくなじんでいた。

この作品は、そんな分断されてしまった世界をつなぐためのものだ。次回があれば、今のターミネーターを見ることができるんだろうな。